成長痛のメカニズム

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今日は成長痛のメカニズムについてお話しします。
皆様も学生の頃、部活動の練習を頑張れば頑張るほど、体の痛みに悩まされた経験があると思います。

体内では「骨の成長」と「筋の成長」のタイムラグが発生しています。骨が先に成長し、筋肉が引き伸ばされ、後から成長します。
その為、1つの要因として成長期の子供は筋肉が固く、過剰緊張を起こしていて、関節可動域が狭くなっているため怪我が多くなります。
もう1つの原因は成長痛としての考え方です。成長痛は成長期の子供の成長軟骨板に発生します。
骨成長のピーク期(10歳~15歳)年10㎝以上身長が伸びる時期に、成長軟骨板内では軟骨肥大細胞が多く存在し、骨は最も外力に弱い時期になります。
さらに激しい運動をしていると、オーバーユーズ(使い過ぎ)も原因に加わり、痛みがさらなる痛みを呼びます。
これらの要因により成長期には、体のどこの部位にも成長痛は起こります。
競技特性も考えて治療に当たれると、多くの怪我をみぜんに防ぐ事が出来ます。
スポーツ活動からの離脱を防ぐ事により、選手が夢を実現し活躍することを目指しています。